H&C(ハート&キューピット)
ダイヤモンドは採掘された原石をカットし、研磨します。ルースになるまでにはカットや研磨という加工が必要ですが、ルースになった後にダイヤモンド自体が加工されることはほとんどありません。
数多くあるカット形状の中でもラウンド・ブリリアント・カットは光学的理論で最高に輝きが得られるように考案されたカットで、正しいプロポーションと丁寧なポリッシュとシンメトリー(研磨と対称性)が施されると素晴らしい輝きが得られます。それが一般消費者にもわかり易く、シンメトリー(対称性)が整っているのを見せるハート&キューピット(H&C)に発展しました。特殊なスコープでのみ観察する事が出来ます。これは、左右の誤差(ズレ)が全く許されない技術が必要となってくるので、世界でも熟練の職人(カッター)でしか、なしえない形です。
ハート&キューピット(H&C)の名前の由来はパビリオン側に 8つ映し出されたハートに似たパターンとクラウン側に8本見えるアロー(矢)の形に似たパターンからそう呼ばれています。このパターンが出現するダイヤモンドのシンメトリー(対称性)はかなり高いと言えるでしょう。H&Cが見られるダイヤモンドには、H&Cの写真付きのレポートが鑑定書に付属します。ハート&キューピット(H&C)は、輝く美しさはもちろんのこと、ハートを射抜くキューピッドの矢というロマンチックなこともあり、エンゲージリング(婚約指輪)用のダイヤモンドとして人気を呼んでいます。
ISSHINDOでは、この人気のハート&キューピット(H&C)のダイヤモンドを多数ご用意しています。(店頭では実際にスコープで観察することができます)